ナミヤ雑貨店の奇蹟

  • 著者: 東野圭吾
  • 印象: 2 (1-3)
  • 読んだ時期: 2019年12月

 

推理小説 (と、科捜研の女) にハマりだした長女に勧めて買ってもらい、自分も読んだ。

つばさ文庫という、少年少女向けに名作小説をリメイク (装丁とかのリメイクで、中身は同じ) してる文庫のバージョンで、漢字にルビが振られている、所々にりぼん風のイラストが挿入されているなど、若干世界観が合わなかったが、読んでいたら気にならなくなった。

 

過去と繋がって人生相談の手紙をやり取りする話。物語としては面白かったが、ドアを開け閉めすると時間の流れが止まるといったような内部ルールが存在しており、どういう理屈なのか、別章として書かれている過去の話と時系列的に整合しているのか、といった、本筋とは異なるどうでも良い点が、読んでいてずっと気になった。

東野氏の小説なので、最終的に理屈を説明してくれるはずだと思って読み進めた結果、特に説明がなく、消化不良状態で読み終えた。

 

上記を長女に話して、どう思ったか聞いたところ、「そんなんどうでもええやろ」と一蹴された。