博士の愛した数式

  • 著者: 小川祥子
  • 印象: 1 (1-3)
  • 読んだ時期: 2019年12月

 

80分前の記憶が失われる数学博士と、その家政婦の話。読んでいる途中で、昔読んだことがあることに気づいた。

物語のスケールが小さく、印象に残らなかった。数学に関心を持てる点は良かった。

博士が住んでいる家の描写から、自分が小さい頃に曽祖父母が住んでいた離れの家を思い出した。匂いまで思い出した。生物がゆっくりと枯れていくときの、加齢臭みたいなやつ。