死にがいを求めて生きているの
- 著者: 朝井リョウ
- 心に響いた度: 1 (1-3)
- 読んだ時期: 2022年9月
海族と山族の対立を描く螺旋プロジェクトの平成編。
人から認めてもらうために無理やり生きがいを見つけて生きようとする若者の話なのだが、もともと螺旋プロジェクトとは無関係に作られた話に、海族と山族の対立を差し込んだ感じがあって、全体的によく分からなかった。
遺伝的に仕組まれた対立を超えて人は生きていける みたいなことが最終的なテーマになっているのだが、そのテーマを登場人物に語らせすぎてるところにちょっと萎えた。